プレミアリーグ ベストイレブン 公式発表
プレミアリーグは2024年5月28日、2023-24シーズンのファン投票によるベストイレブンを公式発表。
マンチェスター・シティとアーセナルから最多4名選出
今シーズン、イングランドのトップリーグ史上初となる4連覇を達成したマンチェスター・シティと、2位でシーズンを終えたアーセナルから、それぞれ最多の4名が選出される結果となりました。
マンチェスター・シティからは、ケヴィン・デ・ブライネ、ロドリ、フィル・フォーデン、エルリン・ハーランドの4名が選ばれました。一方、アーセナルからは、ダビド・ラヤ、ベン・ホワイト、ウィリアム・サリバ、ガブリエウ・マガリャンイスが選出されています。
この結果は、両チームの今シーズンの活躍を如実に物語っています。マンチェスター・シティは、リヴァプールやアーセナルとの激しい優勝争いを制して4連覇を達成。アーセナルも、シーズン終盤まで優勝争いを演じ、最終的に2位でシーズンを終えるなど、素晴らしい戦いを見せました。
ファン投票による60名の候補者からの選考プロセス
今回のベストイレブン選出は、ファンによる投票で決定されました。プレミアリーグは60名の候補者リストを用意し、ファンはそこからポジションごとに選手を選択しました。
選出されたポジションの内訳は以下の通りです:
- GK(ゴールキーパー):1名
- SB(サイドバック):2名
- CB(センターバック):2名
- CMF(セントラルミッドフィールダー):2名
- OMF(オフェンシブミッドフィールダー):2名
- FW(フォワード):2名
この選考方法により、各ポジションでバランスの取れたチーム構成が実現しました。また、1クラブから最大4名までという制限が設けられたことで、特定のチームに偏りすぎることなく、リーグ全体の活躍を反映したラインナップとなっています。
ハーランドやデ・ブライネなど期待通りの活躍
選出された選手の中には、シーズン前から高い期待を集めていた選手たちが多く含まれています。
特に注目されるのは、マンチェスター・シティのエルリン・ハーランドです。ハーランドは前シーズンに続き、今シーズンも驚異的な得点力を見せつけました。36試合に出場し、25ゴールを記録。アシストも6回記録するなど、チームの4連覇に大きく貢献しました。
同じくマンチェスター・シティのケヴィン・デ・ブライネは、怪我の影響で出場機会が限られたにもかかわらず、18試合で4ゴール10アシストという素晴らしい成績を残しています。彼の創造性豊かなプレーと正確なパスは、チームの攻撃の要として高く評価されました。
アーセナルのダビド・ラヤは、チェルシーからの移籍後、すぐにチームの主力として活躍。32試合に出場し、16回のクリーンシートを記録。46回のセーブを見せるなど、守備の要として重要な役割を果たしました。
プレミアリーグの公式サイトでは、選出された選手たちの詳細な成績や活躍が紹介されています。
プレミアリーグ公式サイト:2023-24シーズン ファン投票ベストイレブンの詳細
アストン・ヴィラのワトキンスがビッグ6以外から唯一選出
今回のベストイレブンで特筆すべき点は、いわゆる「ビッグ6」(マンチェスター・シティ、マンチェスター・ユナイテッド、リヴァプール、チェルシー、アーセナル、トッテナム)以外のクラブから、アストン・ヴィラのオリー・ワトキンスが唯一選出されたことです。
ワトキンスは今シーズン、37試合に出場し、18ゴール12アシストという素晴らしい成績を残しました。彼の活躍は、アストン・ヴィラが7位でシーズンを終え、ヨーロッパカンファレンスリーグ出場権を獲得するのに大きく貢献しました。
ビッグ6以外のクラブからの選出は、プレミアリーグの競争の激しさと、中堅クラブの台頭を示す象徴的な出来事といえるでしょう。ワトキンスの選出は、個人の実力が正当に評価された結果であり、ファンの目が公平であることを示しています。
ポジション別の選手構成と各選手の成績詳細
2023-24シーズンのプレミアリーグ ファン投票ベストイレブンの詳細は以下の通りです:
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- 32試合出場
- 23勝4分け5敗
- 16クリーンシート
- 46セーブ
- 37試合出場
- 27勝5分け5敗
- 4ゴール4アシスト
- 13クリーンシート
- 38試合出場
- 28勝5分け5敗
- 2ゴール1アシスト
- 18クリーンシート
- 36試合出場
- 27勝4分け5敗
- 2ゴール
- 15クリーンシート
- 28試合出場
- 16勝8分け4敗
- 3ゴール4アシスト
- 4クリーンシート
- 34試合出場
- 17勝8分け9敗
- 22ゴール11アシスト
- 18試合出場
- 15勝3分け
- 4ゴール10アシスト
- 34試合出場
- 27勝7分け
- 8ゴール9アシスト
- 35試合出場
- 25勝7分け3敗
- 16ゴール10アシスト
- 36試合出場
- 25ゴール6アシスト
- 37試合出場
- 18ゴール12アシスト
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また、若手選手の台頭も注目点です。特にチェルシーのコール・パーマーは、22ゴール11アシストという驚異的な成績を残し、プレミアリーグの最優秀若手選手賞を受賞しています。
プレミアリーグの公式Twitterアカウントでは、選出された選手たちのハイライト動画が公開されています。各選手の活躍を視覚的に確認できるので、ぜひチェックしてみてください。
このベストイレブンは、2023-24シーズンのプレミアリーグの激戦を象徴する選手たちで構成されています。マンチェスター・シティの4連覇、アーセナルの躍進、そして中堅クラブの台頭など、シーズンを通じての各チーム、各選手の活躍が反映された結果となりました。
来シーズンは、これらの選手たちがさらなる進化を遂げるのか、それとも新たなスター選手が台頭してくるのか。プレミアリーグファンにとって、次のシーズンへの期待が高まる結果となったのではないでしょうか。